ご利用者様の生活習慣や価値観を尊重した生活基盤を支えるため
高齢者の方や障害のある方は、買物もカンタンに行くことができないんです。
歩行が困難な方もいれば認知症の症状により何をしたらいいのかわからない場合もあるんです。
私たちは、当たり前のように3食の食事をしていますが、
その当たり前がカンタンにできなくなるんです。
私たち訪問介護は、この当たり前にできていたことができるサポートをしています。
それが私たち訪問介護の目的です。
ご利用者様に自立した生活を送ってもらうため
訪問介護ではご利用者様のできることとできないことを見極めて支援しています。
どうしたらできる可能性を引き出せるか、ここがヘルパーの腕の見せ所なんです。
少しサポートするとできることもあるんです。
一人ではできなくても一緒にならできることや見守りすることでできることもあるんです。
ケアマネージャーさんや相談員さんと連携を取りながら行っています。
介護保険のサービスは、担当のケアマネージャーさんがいて、ケアマネージャーさんの立てた計画書に沿ってサービスを提供しています。
できることを増やして、QOL(生活の質)の上げていけるようにサービスを提供しています。
生活の質を高めることは、今より介護度が上がらないように介護予防にもつながっているんです。
健康状態を観察し異常の早期発見をするため
ご利用者様によっては、時間ごとに体位交換が必要な方もいらっしゃいます。
褥瘡は一度なってしまうと治りづらいんです。
そうならないためにも身体の全身状態をしっかり観察することも必要です。
また、普段と違う様子なども早期に発見して、気づいたことは家族様やケアマネジャーさんや相談員さんへ報告・相談し医療につなげることもあります。
ケアマネジャーさんは月1回の訪問であることが多いんです。
なにかなければ、連絡がなければ、ご利用者様の情報を一番よくみているのがヘルパーさんなんです。
だからヘルパーさんの目的はとても大切なんです。
利用者の身体を清潔に保ち、日常生活を快適に保つため
訪問介護の目的として利用者様の身体を清潔に保つことが求められます。
上手く排泄の後処理ができない高齢者もいます。
もしそのまま処理ができなければ、不衛生なまま過ごさなくてはならないのです。
それでは悪臭の原因にもなってきてしまいますし、他者との交流の際にも支障がでてきます。
利用者様も失禁等をしたくてしているわけではありませんので、羞恥心に配慮し、快適に生活ができるように支援していきます。
またヘルパーさんはいろんな経験と知識、在宅で介護をするためのアイデアもあります。
時には、ご利用者様に情報を共有することもあります。
どんな場合であっても在宅介護を支えていきます。
多職種が連携し在宅での生活を維持していくため
在宅生活を支えるサービスの中には訪問介護の他にも様々な種類のサービスがあります。
単一のサービスだけでは、在宅介護を支えることができないんです。
利用者の支援は一人で行うものではなく、ケアマネ・訪問介護・デイ・福祉用具・リハ職・医療職などがチームとして提供されて、初めて利用者にとって最適なサービスが提供できるといえます。
その中で訪問介護は、一番利用者に近いところで介護を行います。
またサービス回数も他に比べて多いです。
それ故に、訪問介護は在宅生活を支えるサービスとしてとても重要な役割を担っているんです。
だからこそやりがいがあります。